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2022年10月号①(上旬号)を公開


2022年10月9日収録

※機械による文字起こしをご提供中。誤字・脱字等が含まれる場合がございます。

ワールドフォーキャスト10月上旬号のアジェンダ

こんにちは。藤井厳喜です。ただいまの時間は10月9日日曜日の午後の早い時間です。

今日のアジェンダをまずお届けします。

1、「クレディ・スイスの危機」タックス・ヘイブンと英国守旧派が終わる日

話題になっておりますクレディ・スイスのこの経営危機です。この本質は何かということです。

これはタックスヘイブンビジネスの終わりということなんですね。それはイコール英国守旧派ビジネスの終わりでもある。これが英国女王のご逝去と、時を同じくして起きてるというのは、偶然であり必然なのかなという風にも考えております。詳しくは後で説明しますが、これが初めの話題。

2、ハンター・バイデン逮捕報道で注意するべきこと

2番目はアメリカですが、大統領の息子のハンター・バイデンがこれは逮捕されるのではないかという話が出てきてますが、これも要注意なんですね。悪い奴だから捕まえて、これでアメリカの保守派トランプ派は有利なのではという考え方もありますが、そう単純でもないよという話をしておきたいと思います。

3、追い詰められるプーチンとガタガタな英米政権

3番目に、ウクライナの攻勢でプーチン、ロシアは追い詰められておりますけども、実はこれを追い詰めているはずのイギリス、アメリカの現政権も中身が結構ガタガタですよということです。ハンター・バイデンの話とも繋がってくるんですけども。

4、「ノルド・ストリーム破壊」パイプラインの人為的破壊工作は誰がやったのか

それから先月の下旬に、ノルド・ストリーム2のパイプラインが破壊されました。初めは3ヶ所、やがて4ヶ所見つかったということですけれども、この犯人は一体誰なのか、今後どういう影響があるのかということですね。それからクリミアとロシア本土をつないでいる橋、私は勝手にクリミア大橋と名前をつけましたがこれが破壊されました。この犯人は誰なのかなという話ですね。

5、日銀介入で唯一効果があったこととは?

それから円安と日銀の介入効果、これについてはあまり効果がなかったということなんですが、意外なところであったという評価もできると思うんですね。

それは今後の心理的効果は結構あるんですね。その話をしておきたいと思います。

6、「米・台湾政策法」曖昧戦略の終焉…否認される中華民国という謎

それから6番目です。台湾ボイスをご覧の方はご存知だと思いますが、アメリカで台湾政策法という新しい法律が、まだ出来てませんけど上院の外交委員会を通ったということです。今国会中ということはほぼ今年中なんですけど、来年の1月3日までが会期なので、それまでに通るかどうか分からないのですが、これは米台、米中関係において革命的な法律です。この大雑把な意味を掴んでおきたいと思います。そのインパクトとしては、曖昧戦略(Strategic Ambiguity)、英語の場合は曖昧戦略というよりも、戦略的曖昧性と言いますが、それも完全に終わったねという事ですね。しかしアメリカは、現在の国名である中華民国。中華民国と仲良くするということは考えてませんよということなんですね。一見日本人には分かりにくいかもししれませんが、中華民国は否認されている。その意味はどういうことなのかということ。

7、「大復活する石炭業界」石炭を巡って世界ではどんな変化が起きているのか?

それから7番目、軽くて重い話題ですけど、石炭が今年大復活しておりますと。地球温暖化で二酸化炭素を減らさなければいけないと言って、結局石炭が復活してくれて、化石燃料の中では一番大気汚染とか、CO2を出す量も多いと言われる石炭が復活してるという、皮肉な結果になっておりますのが7つ目の話題です。

8、「本日のまとめ」英国守旧派、英米政権、現在のロシアと戦前の日本

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