「日銀介入の効果」日銀介入で唯一効果があったこととは?
2022年10月9日収録
※機械による文字起こしをご提供中。誤字・脱字等が含まれる場合がございます。
5番目の話題ですけども、円安と日銀の介入効果っていうことなんですが、これは私はちょっと前に言ったことを改めなければいけないかなと思ってます。というのは、確かに日銀が介入しましたと。145円台入っていたのが140円になったけど、すぐ145円に戻った。その点では介入の効果はなかったんですね。しかしその後の心理的な威嚇効果というものがずっと残ってますね。というのは、今多くの人はその為替の実需というよりは、為替自体の取引で儲けるために為替市場に外為市場に参入してるというところが多いわけですね。そうすると実需だったら売ったり買ったりするというなら、その場での為替相場でやらざるを得ないわけですけれども、そうではなくて、そちらの方だって先物というのもあるわけですけれども、先物で色々ヘッジしたりしますけれども、今おそらく日銀が介入してなければ、相場は1ドル145円から150円の間ぐらいをウロウロしていたのではないかなと思うんですね。150円突破するかとかそういうことになったと思うんですが、日銀が介入したのでまた下げられるのではないか。円が少し上がるのではないかなと。ドルの値段が少し下げられるのではないかというので、投機が動きにくいんですね。投機的なお金の動きがやりにくい、そういう状況になってる。その点では相場自体を動かす効果はもう数日にして戻ってしまいました。140円、145円のレベルに戻ってしまったんですけど、…
続きの内容は会員限定です。登録すると続きを動画で視聴できます。
今なら1ヶ月無料でお試しできます!
この記事へのコメントはありません。