「米・台湾政策法」曖昧戦略の終焉…否認される中華民国という謎
2022年10月9日収録
※機械による文字起こしをご提供中。誤字・脱字等が含まれる場合がございます。
次に台湾政策。アメリカ台湾政策が大きく転換しているということ。これは9月14日にアメリカの上院が、Taiwan Policy Act、台湾政策法というものを通しました。だけど今国会で通るかどうかちょっとなかなか難しい。9月28日には下院でも同様の法案が出ております。アメリカでは上院は上位で審議して、下院は下院で審議して、似たような法案なんですけど、これを最後にすり合わせをやって、最後に上院本会議、下院本会議でもう一回可決して、そして大統領が署名して法律になるというのが大体プロセスなんですよね。その前に9月18日にCBSの番組に出て、バイデン大統領が、台湾をチャイナが攻撃した時は、米軍を派遣しても守るということをはっきり言ったと。これはバイデン大統領としては4回目の台湾防衛発言なんで、ボケバイデンとは言いながら、ここのところはバイデン政権としてもしっかりしてるんだろうなということです。これはウクライナのようなことはしないということですよね。ウクライナに関してはロシアが侵略するぞって言ってたんだけど、米軍は初めから派遣しませんって言ってしまったんで、抑止力が全然効かなかったと。今回は台湾に関してはそういうことはないということがはっきりした。その後の上院の方でも、超党派で9月14日に台湾政策をというのは通っております。これは非常に画期的なことであって、台湾の単に自衛力を強化するっていうだけじゃなく、はっきり言うとチャイナに対する攻撃力、これも考えてあげないと抑止力にならないよということを認め、…
続きの内容は会員限定です。登録すると続きを動画で視聴できます。
今なら1ヶ月無料でお試しできます!
この記事へのコメントはありません。