「円安続行」近くで戦争が発生しているユーロにも負ける円
2022年6月6日収録
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円安が構造的に進んでいるという話を私は以前からやってまいりました。それは今も変わりません。しかし円安が4月下旬から5月上旬にかけて急速に進みました。そして意外に早く1ドル130円に到達してしまって131円まで行きました。だから120円台後半の動きは物凄い勢いで通り過ぎてしまったという感じです。
さすがに5月11日以降、少し反動が出てきて1ドル120円くらいまで戻しました。しかし、これは階段の踊り場のようなもので、あるいは急激に下がってきたので必ず反動がまた来ます。これは心理的なもので、やっぱり行き過ぎたのではないのか、あるいはそこで利益を出すために買っていたドルを売るということもあるでしょう。
それからアメリカの株価が下がったり、色々と複雑な要素がありますけど1ドル127円くらいまで戻ったということなのですが、これは長い円安相場の中の一時的な戻り相場なのです。こういう時は逆に言うとチャンスです。アメリカの株も下がっているし、円が少し強くなったところで私がお勧めしているのは円からドルへ資産を移転するということです。
これをどれくらいやるかは皆さんの判断ですけれども、これからは円安ドル高の時代が続くということで長期の投資としてはドル建ての資産を持っておくべきだというのが私の考えです。これを円からドルへ転換する最後のチャンスという…
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