「仏外交官制度の廃止」役職の数を半分にすることを決めたマクロン大統領
2022年6月6日収録
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フランスが外交官制度を2023年1月に廃止するという話をいたします。驚きの話なのですが、外交なくなるわけではないですけど、今まで外交官というのはフランスでは一般の公務員とは別の存在ということでした。今後は外交官も一般の官庁も役人も官僚も全部同じく国家の官僚であるとして、外務省に勤めていても次の異動の時に「あなたは厚生省に行ってください」と言われたり、あるいは「財務省を行ってください」とか、そういうことになるという事です。
その逆もまた然りで、財務省に勤めていた役人が「あなたは英語がよくできるから今度外務省のこういう部門に行ってください」ということになります。さすがにフランス外務省の職員全員が怒っていて、約400名の若手エリート外交官と6つの労働組合があります。この6つの労働組合が6月2日から大規模なストライキを実施しています。このフランス外務省のストライキは2回目だそうですけど、役所がストライキをするのも面白いですね。
フランスは外交に力を入れているというのか外務省の職員が14000人もいます。外務省の職員の数は1位がアメリカ、2位がチャイナ、これは納得できますけど、3位が…
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