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「米国株と円安の行方」短期・長期で考える今後の投資戦略



2022年6月28日収録

※機械による文字起こしをご提供中。誤字・脱字等が含まれる場合がございます。

1番目に米国株と円安の行方を投資戦略とどう結びつけるかというお話をいたします。米国株は今のレベルだとダウ平均は3,1000ドルぐらいのレベルにあります。1度3万ドルを切りました。3万ドルぐらいまでは下がるという話は私がずっとしてきたところで、それが現実になったわけです。これから正直言って、もっとアメリカの株は下がる可能性が大きいと思います。

なぜならインフレが収まらないからです。アメリカの中央銀行FRBはもっと引き締めをやらざるを得なく、引き締めをやれば景気が悪くなります。はっきり言えば、景気を悪くしてインフレを抑えようということです。理想的に言えば景気を冷え込ませていって加熱した部分をとっていき、そして熱冷ましをやってインフレを抑えて丁度いいところでソフトランディングをして、景況が悪くなるところまで持っていかないといけないということです。

これは1度バブルが発生したことによってインフレが起きているわけです。このバブルをソフトランディングさせるという事は不可能です。歴史上、ソフトランディングしたバブルはありませんから、ある程度は引き締めしすぎるところまで持っていかざるを得ません。別の言い方をすると、景気が悪くなってくれないとインフレが収まらないということです。この責任は…

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