「ウクライナ戦争」戦費を上回るエネルギー輸出をしていたロシア
2022年6月28日収録
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2番目はウクライナ戦争の話題です。実はロシアが戦費を上回るエネルギー輸出をやっているということです。実はフィンランドにあるエネルギークリーン研究センターというところが研究結果を発表しているのですが、ウクライナ戦争の初めの100日を調べています。するとロシアは石油とガスの輸出によって約970億ドルの収入がありました。2月24日から戦争をロシアが初めてから6月3日までの100日間で化石燃料の輸出で970億ドルの収入があったということです。
収入が3月には1日あたり10億ドルを遥かに超えていたところをピークにして徐々に下落をしています。なるべくロシア産の天然ガスを買わないようにしましょうということになっていったので徐々に経済制裁が効いてきているけど、初めの100日間である限りは1000億ドル近いお金を稼いでいたということですね。
このフィンランドの研究上によりますとロシア軍の戦費は1日当たり約8億7600万円ドル掛かっています。ところが1日当たりの石油と天然ガスの輸出で9億7000万ドル稼いでいるということを単純に考えると、1日あたり1億ドルずつ輸出の方が戦争の費用よりも多いということで、かなり余裕を持ってロシアは戦争を進められていたのではないかと思います。
ロシアの原油を先進国が買わないと言っても…
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