2022年11月号③(下旬号)を公開
2022年11月25日収録
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ワールドフォーキャスト11月下旬号のアジェンダ
ワールドフォーキャストの会員の皆さんこんにちは。藤井厳喜です。今日は、政治、経済、その他国際情勢を中心に、主に6つのテーマについてお話ししたいと思います。
1、「円高と株高の今後は?」マーケットを動かしている“超楽観論”にご注意を!
まず、第1はアメリカの景気ですが、ここのところ株も高くなっているから、円ドルレートでいうと円が高くなっています。これは続くんだろうかということですが、まだまだこれ安心できませんよというお話をいたします。
2、「忍び寄る不況の足音」アメリカでこれから景気後退が起きるワケ
それから、アメリカ経済の行く末なんですが、2番目の話題ですが、この安心できないどころかこれから不況がやってくるという今はインフレなんですけども、これから不況がやってくる可能性が結構高い。それに対して身構えなきゃいけないんじゃないかという話ですね。これが2番目の話題です。
それから3番目はアメリカ政治。いろいろその不正選挙とかもあったんですけれども、要は共和党がこの中間選挙で勝ったんだと。これから全く新しい政治の展開が始まっていきます。バイデン政権はいよいよ泥沼に足を突っ込んでいくと思うんですが、ここのところがどんな展開になるのかということがかなり見えてきましたね。そこら辺のことをお話ししたいと思います。特にバイデンさんのお金のスキャンダルですね。そこら辺がどろどろのものが出てくると、共和党が暴いてくるということになると思います。
3、「米中間選挙の吉報」共和党の下院議長が誕生するインパクト
4、「民主党の巨大マネー」政治資金を見ればわかる二大政党の本質
5、「米下院議員の衝撃暴露」バイデンと外国企業の不審な金融取引
6、「共和党分裂の動き」共和党をエリートの党に戻したい政治家たち
7、「米中首脳会談の結論」成果ほぼゼロの会談から読み解く休戦のサイン
4番目、11月14日に米中首脳会談があったんですが、これはいろんな情報を集めて結局何が決まったんだと。何が決まって何が決まらなかったんだと。要するに何がどうしたんだよという結論を申し上げたいと思います。単純に言うと一時休戦ですが、米中対決の時代は終わらないということですね。3分間戦ったので、1分間休んでいるというようなボクシングの試合みたいな感じ。これがこの間の米中首脳会談ですから、緊急にすぐ習近平が台湾を攻めるとか、そういうことは回避されたということなんですが、何らかの妥協ができたかというと、何にも決まってない。お互い言いたいことを言っただけという。しかし、ここで緊張感を盛り上げるのは、お互いに得ではないねということで、当面、どのくらい続くかわからないんですが、派手な戦いはやめておこうということが決まったということだと思います。
8、「ウクライナ戦争」インフラ破壊…平気で国際法を侵すロシア
それから5番目、ウクライナ戦争、これはどうなるのかという見通しですね。このウクライナ戦争の行方が世界経済の影響にも非常に大きな影響をもちろん与えるわけです。和平になれば、石油の値段、天然ガスの値段も下がってきますから、世界的なインフレが鎮静化していくんですね。戦争が続くと、戦争というのは、物をバンバン消費するわけですから、これは物が不足してインフレが止まらないということにもなります。ウクライナ戦争がどうなるかということですね。
9、「FTX破綻のインパクト」仮想通貨の波とタックスヘイブンが同時に終わる理由
それから6番目、FTXが破綻いたしました。暗号通貨の交換所ですね。世界で3番目に大きかったところで、このインパクトは非常に大きいですね。以前も簡単にお話ししましたけど、FTXの破綻は結局何を意味するんだろうかということ。私はかなり結論から言うと、暗号通貨そのものの市場規模が小さくなる。なくなりはしないけれど、ある意味で暗号通貨ブームの終わり。暗号通貨そのものは終わらないで、ある程度のコモディティーとしての性格を持っているとは思いますけども、暗号通貨ブームの終わりということが言えるんじゃないか。そしてこれが世界的なタックスヘイブンの締め上げで、タックスヘイブンに集まるアングラマネーですね。そういった不透明な世界経済の部分がだんだん今掃除されてきているという大きな流れの中で起きてきたのが、この暗号通貨の市場の縮小ということなのではないか。そういうお話をしたいと思います。
主に6つのテーマについてお話をいたします。
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