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2022年4月号②(上旬号)を公開



2022年4月14日収録

※機械による文字起こしをご提供中。誤字・脱字等が含まれる場合がございます。

今回の内容

こんにちは藤井厳喜です。

4月14日のワールドフォーキャストをお送りいたします。

今日のアジェンダ
1、ウクライナ戦争長期化へ
2、停戦+低強度戦争
3、進行する円安(1ドル=150円へ)
4、米・休耕地解除して穀物増産へ
5、ハンガリー、フランスの選挙

ウクライナ戦争の和平への道が遠くなってしまいました。
どうも長期化してしまう勢いです。

確かに長期化するのですが、休戦や停戦ということは5月、6月にはあり得るかもしれません。それで戦争が完全に終わるということではなくて、最終的な和平というか「平和条約」や「和平協定」と言ってもいいし、昔で言う講和条約です。

それについては戦争をどうやって止めるかという最終条件は棚上げしたまま、とりあえず今の戦闘だけはやめようという停戦協定があって、一方では前線での実際には戦争は止まりません。

小さな紛争がエスカレートすると大きな戦争になってしまうというようなグレーゾーン戦争が続いていくのではないかと思います。

それを低強度戦争という言い方を最近していますけど、そのような戦争であって戦争でないような状態が停戦協定を結んだ後も続いていくのではないかという見通しです。

それから円安が進んでいますけど、これはどんどん進行していくと思います。今のところ、進行を止める歯止めが見つかりませんよね。その行き着く先は1ドル150円くらいになる流れになってしまうと思っていますが、今日は125円台に戻っていますけど1ドル130円はすぐに到達してしまうでしょう。

それから食料が世界的に足らないということで、アメリカでは休耕地があるんですね。ここはお金を払ってわざと休ませている土地のことを言います。あまりにも全力で作ってしまうと過剰生産になってしまって、日本の減反政策みたいなことをやっているのです。

世界的に穀物・食糧不足ということで休ませておく必要ないのではないかと言っているのです。その土地を解放して、再度古い遊休地・休耕地を活かして耕作を行うべきだということは決まっていませんけど、今関係団体が農務省に働きかけています。

エネルギーも世界的に高くなってきたので、アメリカでも掘ればたくさん出てくるのですが、残念ながらバイデン政権はそれをやらせないということなのです。土地リースというのは、土地を貸して連邦政府が持っている土地でエネルギー開発をするということなのですが、バイデン政権はやらせないということです。

これは海底油田や海底ガス田というのもあって、それも政府の土地で非常に大きなプロジェクトがあるのですが、それもうまく稼働していないようです。そうするとアメリカも大損してしまうのに馬鹿なバイデン政権はやらせないということです。

それから選挙の話ですが、ハンガリーではヴィクトル・オルバーン首相が大勝しましたけど、彼はマスコミに悪く言われていますけど、そのような事はなく立派な首相です。ポピリストで草の根保守の人です。

それと今度はフランスの選挙です。今の大統領に極右と呼ばれる候補がチャレンジするというわけですがどうなるのでしょうね。そのことに関してお話をいたします。ルペンさんという女性なのですが、実は5年前の選挙も同じ組み合わせでした。私は草の根保守のルペンさんを応援しています。極右と言われていますけど、極右ではありません。右の保守ではあるのですが、その話に関してもお話ししたいと思います。



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