ヨーロッパ
「ロシアの地政学」バルト海、黒海に封じ込められるロシア海軍
ロシアにとっての海の出口でもある「バルト海と黒海」で不利な状況に陥りつつある。黒海艦隊のモスクワが沈み機能不全になっていること。バルト海に面する国々がNATO加盟国となり、バルチック艦隊の行動が大きく制限されることが挙げられる。
ロシアにとっての海の出口でもある「バルト海と黒海」で不利な状況に陥りつつある。黒海艦隊のモスクワが沈み機能不全になっていること。バルト海に面する国々がNATO加盟国となり、バルチック艦隊の行動が大きく制限されることが挙げられる。
ロシアのプーチン大統領に3つのショックが襲いかかっている。1つ目は、4月12日に親ロシアのウクライナ人政治家であり、プーチン大統領の盟友でもあるメドベージェフ氏が逮捕されたこと。2つ目、3つ目のショックはより深刻である。これによりプーチンはウクライナに対する攻勢を強めることに。
グローバリズムの弱点を表す最近の事件が2つあるという。1つ目はロシアのウクライナ侵攻。国家というものは自己防衛して侵略を防がなければいけないし、グローバリズムと言っているだけでは何も解決できない。2つ目は我々も巻き込まれたあの事件である。
4月7日、NATO外相会談で、大量の最新兵器をウクライナに供与するということが決定した。イギリスは、1億ポンドの対空ミサイルや装甲車120両と新型の対艦ミサイルを供与するそう。このまま戦争が長引くことになれば、長期的に見て極端なロシア没落のシナリオも見えてくる。
ウクライナとロシアは三月下旬から四月上旬にかけて和平交渉が前に進んでいたが、その動きは後退している。一体なぜ進めてきた和平交渉が頓挫しているのか?さらに、マリウポリでは当面激しい戦いが続く可能性も。
ウクライナ戦争なのですが、4月3日くらいからキーウ(かつてのキエフ)の北側の郊外でウクライナ軍が自分たちの支配地域を取り戻していって大量虐殺の証拠が出てきたということで大変なことになっております。これがマスコミの全面を賑わせています。