「ウクライナ危機」和平か、戦争長期化か…戦争を続けたい英米
2022年4月6日収録
- 4月3日からキエフ北側の郊外でウクライナ軍が支配地域を取り戻しつつある。
- ロシア軍による大量虐殺の証拠が出てきたということで、国連でも議論さている。
- ウクライナ・ロシアが和平に向かう中、なぜこのタイミングでこのニュースが出てきたのか?
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ロシア軍による大量虐殺は本当にあったのか?
ウクライナ戦争なのですが、4月3日くらいからキーウ(かつてのキエフ)の北側の郊外でウクライナ軍が自分たちの支配地域を取り戻していって大量虐殺の証拠が出てきたということで大変なことになっております。これがマスコミの全面を賑わせています。国際的にも国連などでもこれが中心に議論されています。おそらく、それは多分間違いないことだと私は思います。
中には、これはロシア側がウクライナ側のでっち上げだと言っておりますけれど、おそらく事実でしょう。ウクライナ側が多少大袈裟に言っているということは、当然被害者側ですから、あり得るとしても事実だと思います。
そうしますと、これは当然盛り上がってきた和平の雰囲気があって、お互いにロシアもそろそろ戦果を収めなきゃいけない、ウクライナも自国がこれは戦場になっているわけですから早く戦争は収めたいということを考えています。
しかし、それができない状況になるということではないかと思います。
これは日本としは、かつての南京大虐殺という事件がありましてやってもいない一般国民の虐殺事件というのを冤罪で被せられて日本も長年ひどい目に遭ってきたわけです。
こういったことについては当然慎重にして、もちろん事実は何かということを調査しなきゃいけないということだと思います。
過去の事例:悪役に仕立て上げられたセルビア
最近の例ですと、ボスニア・ヘルツェゴビナ辺というよりも、旧ユーゴスラビア紛争で言われて、一時セルビアがものすごい悪役になって、セルビアが一方的にエスニッククレンジングという言葉を使われました。
要するに民族浄化ということでセルビア民族以外のやつ(敵)を殺せということで大虐殺をやったということが言われていました。
これは実際に後から調べてみても事実だったのですが、もう一つ事実として分かってきたのは、やられている側と言われたらクロアチア等の反セルビア勢力も実はセルビアに対して同じことをやっていたということが判明しました。
だけど、そのときは反セルビア側のアメリカやE Uはそちら側に立った訳ですけど、その宣伝が功を奏してしまいまして一方的にセルビアだけが虐殺行為をやったと言われていました。
後から蓋を開けてみれば、実は残虐行為は双方にあったということが分かってきた訳です。これは東部地域に向けてロシア系住民に対して、ウクライナ側が残虐行為をやっていたんだということをロシア側が言っています。
これも私は、ある程度の信憑性があるのではないかと思いますけれど、今回の事件はどうかと言えば、間違いなく動かぬ証拠が出てくると思います。そうすると、それを糾弾するということになると…
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