「英国守旧派の実態③」英国守旧派の敵国破壊戦略とは?
2022年7月29日収録
※機械による文字起こしをご提供中。誤字・脱字等が含まれる場合がございます。
英国のやり方を見ていると、英国の謀略というのがあると思うんですけども、世界に冠たる大英帝国をつくったイギリスですが、ライバル国を弱める一番いいやり方は、ライバル国の中における左翼を強くすることです。
ですから、ライバルの国の中における共産主義者、社会主義者の活動を助けてやると、その人たちは頑張ってくれますから、その国は弱くなります。
成功した事例があります。失敗した事例もあります。自国の中の共産主義思想あるいは、共産主義思想の前であれば、共和主義思想、平等主義的な思想を広めてライバル国を弱くするということです。
グレートゲームなんて言われておりましたけど、19世紀後半イギリス帝国とロシア帝国というものは世界的にライバル関係にあった。この時、ロシア帝国を解体させるのはどうすればいいか。ロマノフ朝を打倒する社会主義革命派を、共産主義者を助ける。そしてさらにスターリンも応援して、スターリンがロシアの良き伝統を徹底的に破壊して、ロシアの社会を弱体化させると。伝統的な価値観風習、そういったものを共産主義思想によって徹底的に破壊して残酷な統制社会をつくる。
それによってかつてのあったロシアという国は、全く共産主義の国に作り替えられてしまった。そのナショナリズムのいいところというものは、失われてしまったわけですね。…
続きの内容は会員限定です。登録すると続きを動画で視聴できます。
今なら1ヶ月無料でお試しできます!
この記事へのコメントはありません。