「欧州情勢」イタリア首相、NATO首脳会談、ECB、英保守党党首選


2022年7月23日収録

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ここではイタリアのことやNATOとか色々なお話をいたします。まずイタリアの話ですがドラギ政権が崩壊しまして、この首相が辞表を提出して、次の選挙は9月25日に行なわれます。このイタリアはもっと早く選挙しないといけなかったのですが、大統領が悪いのです。マッタレッラ大統領は左翼なのです。選挙をすれば右派政権ができて保守的な政権ができるということが分かっているから、とにかく内閣が潰れても、なるべく総選挙に行かないで現状の国会の中で順列組み合わせで左派的な政権をつくろうということを長年画策してきたわけです。

確かイタリアの議会の任期は5年だったと思いますけれども、それでも選挙をやれば右派の保守的な良い政権ができるはずなのですが、それを回避しようとして”マッタレッラさん”が待ったをかけてきて”待ったれ”ということで行なってきたのですが、それが持たなくなって総選挙ということになりました。今のところ見ていますと、このイタリアの政党の支持率というのを見ていただくと飛び抜けてトップが極右と言われるイタリアの「同胞」という野党です。

この同胞の人気が凄く伸びていて、イタリアには複数の政党がありますが24%の支持率でトップであると言われています。それが今、与党(左派)の民主党よりも上を行っていて、このイタリアの同盟をFDIと呼ばれるところが24%となっています。それから、かつて私も応援していた同盟は30%以上の支持率があったのですが、与党になってしまった関係で14%に落ちているということです。よく同盟の事を「極右」と言いますけど、これは間違いです。同盟は中道右派で、それに対してこのFDIはイタリアの同胞であり、名前からしても「右」の感じがします。…

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