「オランダ農民一揆」畜産農家の30%が廃業…加速する畜産家潰し
2022年7月11日収録
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オランダ農民一揆の話をいたします。日本の一般マスコミのどの程度がテレビで報道しているか知りませんけど、僕の見る限りではあまりやっていないと思います。6月27日から農民がトラクターや乗用車も使って、道路をブロックして通れないようにしたり、食料の出荷を止めてしまってスーパーの食料コーナーの棚が閑散となりました。
オランダは畜産が盛んな国ですが、政府の方針で畜産農家の30%が廃業せざるを得ないという、とんでもない大規制を導入して実施しようとしています。この法律ができてしまっているのです。6月10日に政府が2403億ユーロを拠出して、いよいよこの政策を実行しようということになってきて、そんなことをやったら政府の方針で畜産農家の30%を廃業させられて畜産の飼育頭数を大幅削減すると言われたわけです。
このまま一挙に動物を殺処分することを政府が強行しようとしている話です。何のためにやろうとしているかと言うと、二酸化炭素削減というよりも窒素をコントロールすると言っています。窒素酸化物とアンモニア汚染を2030年までに半減させるという法律を作りました。実はこれが…
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