「NATOの介入」大量破壊兵器「ABC兵器」をロシアは使うのか?


要点をまとめると

  • ロシアが大量破壊兵器を使うのかどうかについて、バイデン大統領が危険性を示唆している。
  • 生物兵器に関しては、非常に使いにくいものであるため、使用する確率は低い。
  • しかし、化学兵器に関しては別問題だという、、、

ロシアは核・生物・化学兵器を使うのか?

難しい問題なのですが、ロシアがABC兵器(A=アトミック、B=バイオロジカル、C=ケミカル)を使うかという事、要するに核兵器、生物兵器、化学兵器の使用をNATOが懸念しています。これに関して盛んにバイデン大統領はロシアが使う危険性があるということを言っております。

ところがアメリカの国防総省や米軍の方の話を聞くと、ロシアが生物兵器(ウイルス兵器も含める)と化学兵器を使う兆候、具体的な証拠は何もないと言っています。バイデンは、かなり警戒して見ないといけないと言っているんだと思いますが、彼はロシアにBC兵器を使わせたいのではないのではないでしょうか。

どういうことかと言うとBC兵器を使ったら、それこそ世界からもっと袋叩きになります。世界経済から完全に排除することになるし、その時にやっぱりNATOがどう動くかということになると思います。

もし大量破壊兵器を使ったら、NATOはどう動くのか?

バイデンは、この戦争でロシアがもし大量破壊兵器を使ったらどうなるのかと言った時に明確には答えませんでした。実は3月24日、ブリュッセルでNATO首脳会談があったのですが、この時に一番大事な話は何かと言ったら、もしロシアが大量破壊兵器(ABC兵器)を使ったら一体NATOはどうするのか?

ウクライナで使ったのですから知らんぷりするのか?ウクライナはNATOの域外だし、メンバーではありません。だから我々は知りませんよと言うのか?それともさすがにこれは問題ということで介入をするのか?介入するということは、NATO対ロシアの戦争を始めるということです。

ここが一番難しい問題だったのではないかと思います。私は今のところ、どんなに小さな戦術核兵器でもロシアが使ったらNATOはウクライナを助けて介入してロシアと開戦すると思っています。

大量破壊兵器使用の可能性について考える

そこで問題になるのはBC兵器です。バイオロジカル(生物兵器)っていうのは非常に使いにくいです。自分たちも罹る危険性があるし、非常に使いにくいと思いますので、このB兵器使用は無いに等しいと思います。

ちなみにCOVID-19、武漢コロナウイルスと言ってもいいのですが、もともとロシアでもウクライナでもかなり広がっています。だから戦争で衛生状態も当然悪くなりますから、もっとひどい状態になっているのではないかと思います。

それはともかくとして、バイオロジカルウェポンは多分ないだろうということです。しかし、一番焦点になるのは化学兵器(ケミカル)です。これは…

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