「中東の動き」イスラエル、エジプト、UAEの隠れたメッセージ
- 3月22日、イスラエル首相とエジプト大統領とUAEアラブ首長国連邦を代表してアブダビのビンザイード皇太子が集まって首脳会談を行った。
- イランの軍事的な脅威に対して共同防衛について話し合った。
- その背景には、バイデン政権がイエメン過激派の「フーシー派」をテロリストのリストから外してしまったことが影響しているという…
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バイデン外交に嫌気が差した中東三カ国
今、中東政治がウクライナの陰で非常に大きく動いています。3月22日にイスラエルのベネット首相とエジプトのシーシー大統領とUAEアラブ首長国連邦を代表してアブダビのビンザイード皇太子が集まって首脳会談をやっています。
場所はシナイ半島の南端にシャルムエルシェイクという所です。そこはイスラエルが占領したところなのですけど、エジプトに返還したとこです。ちなみにここは観光地でロシアからの観光客もよく今まで来ていたところです。ヨーロッパのお客さんが沢山来るようなところで三人で会ったというわけです。
経済的に前向きに自由貿易協定など締結してやってきましょうという話もしたんですけど眼目は違っていて、イランの軍事的な脅威に対して共同防衛をやらなければいけない、そして三国(イスラエル、エジプト、UAE)ともにバイデン外交に非常に不満なのです。
バイデン外交はサウジアラビアの敵である、イエメンの過激派の「フーシー派」をテロリストのリストから外してしまっている訳です。
これはもう、サウジアラビアとすれば堪らないわけです。この間もテロに遭って、サウジアラビアの原油の施設を燃やされたところです。火災を起こした大変なテロをやったこのフーシー派は、サウジアラビアに年中ミサイルを飛ばしてくる奴らです。
ここをテロリストのリストから外してしまった。さすが軟弱バイデン政権というところですね。
核武装を進めるイラン
それからイランの「革命防衛隊」も近くテロリストのリストから外す可能性が高まっていると言うのです。それでもってイラン核合意をやりますと言うのですが…
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