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「上海のロックダウン」今、チャイナで急速に起きている“ある動き”とは?


要点をまとめると

  • 上海が事実上のロックダウン。上海を二つに分けてロックダウンして完全に外出も禁止。
  • 感染拡大を止められない中国だが、習近平がゼロコロナ政策をなんとしても進めるのには、ある理由があるという。
  • それに加えて、中国ではコロナ初期を上回る資本流出が起きているという。


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上海が事実上のロックダウン、習近平が0コロナにこだわる訳

ついに上海がロックダウンしました。「ロックダウン」という言葉をチャイナ政府は使っていないと思いますが、事実上のロックダウンです。上海州を二つに分けてロックダウンして完全に外出も禁止して、ゼロコロナ政策をやっています。全員PCR検査やっているということですけど、既にこれだけでチャイナ経済は大打撃です。

ただでさえ、今不動産ブームが去って不動産不況になっていると常時お話ししてきましたけれども、さらにこのウクライナ戦争もあって短期的に見ればチャイナ的にもあまりいい話ではない訳です。単純に言うと、更にゼロコロナ政策が要するにうまくいっていないということです。

ところが習近平は、それにこだわっています。要するに、これはもう利権構造ができてしまっているのです。このPCR検査をやる会社、予防注射をやる会社、それで儲かる会社が沢山あります。そういう体制になって儲ければ儲けるほど習近平一派も儲かるという仕組みですから、そういった意味でもゼロコロナ政策はやめられないし、やめないということです。

でも、経済の中心である上海がついに隠しようがなくなってしまったわけです。チャイナ経済の中心の上海がロックダウンになってしまったということは、チャイナ経済がダウンすることと同じです。

外国人投資家の国債保有、過去最大の減少が起きた理由

それ以前の段階なのですが、この度のウクライナ戦争が起きたということでチャイナからものすごい資本逃避、資本流出が起きているというお話です。これは非常に信用できる「国際金融協会」(世界の銀行協会のようなところ)が発表した数字なのですが、ここはロシアが2月下旬にウクライナへ侵攻して以来、チャイナからの…

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