2022年8月号③(下旬号)を公開
2022年8月29日収録
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ワールドフォーキャスト8月下旬号のアジェンダ
ワールドフォーキャスト会員の皆さん、こんにちは、藤井厳喜です。只今の時間は8月29日の夜です。今日のレジュメはこんな感じです。
1、パウエル8分の発言で1000ポイント下落
まず8月26日のFRBのパウエル議長の発言、かなり衝撃的な発言でした。非常にタカ派的な発言でした。それを受けてすぐ株が下がりました。それについてはかなり今後、アメリカの株は危ないよとパウエルさんも非常にインフレ警戒がこれが第1で景気のことは優先しないとインフレを潰すこと、これを優先してんだという話は前からやってきましたけど、それがさらに再確認されたような話でした。
2、欧州CPI発表、欧州経済はどうなっていくのか?
これは日付からいうと明後日になりますが、8月31日、EUのCPI(コンシューマープライスインデックス:消費者物価指数)が発表されますが、これがかなり悪い数字、かなり高いインフレ率だと思います。ということは、EUも金融引き締めに向かうということになると思います。
3、「ドミニオン集計機」選挙強盗の実態を暴く本
ついにこういう話が出てきまして、アメリカの2020年の11月の大統領選挙。あの時に使われた集計機ドミニオン。これがどういうものであって、どういう不正が行われていたのかということを暴くような本がついにアメリカで出まして、これはJoe Hoftさんという人の『The Steal』という本で、この第2巻目なんですけども、STEAL=選挙強盗とでも言ったらいいんでしょうかね。これを他のことにも書いてあるんですけど、ドミニオンに関するところをちょっとかいつまんでお話をいたします。
4、トランプ邸急襲・新情報
それから4番目。トランプ大統領の邸宅、フロリダ州の「マールアラーゴ」がFBIによって急襲されて、そこで若干不正な物件の文書の持ち出しがあったんじゃないかとか言われてますが、それは全く政治的な謀略なんだという話は既にしてございますけれども、それについても、バイデン大統領自身が関与したという証拠が出てきました。要するに、トランプを2024年の大統領選挙の有力候補としないために、仕掛けられた民主党側の政治的謀略だということがますます明らかになってきたということです。
5、ウクライナ戦争長期化
それから5番目、ウクライナ戦争はますます長期化することが必死になってきました。アメリカ、ロシアの動きを追ってみます。また、これはウクライナのゼレンスキーさん自身が全土を回復するまでは戦争は止めないと言っておりますので、そちらの方からも非常に難しい、長期化するなということですよね。難しい問題、ということになります。
6、米中台情勢を知るための4つの情報
6番目。米中台湾情勢のここのところの動きということについてお知らせします。
A:台湾の国民は中国共産党の軍事演習の時にも全然怖がってなかったっていう話。
B:中共軍が、ペロシの乗っている飛行機を追跡しようとして、電子的に追跡しようとして、それから電子妨害もしようと思ったんだけど、逆にサイバー戦争で負けちゃったという話。
C:米中の温暖化交渉が中止されたという話。
D:中国共産党が出した台湾白書ですね。これはどういう内容かという話。
ここら辺は台湾ボイスをご覧の方はすでにご存知ということもあるかと思いますが、そうじゃない方のために簡単にサマリーをお話ししておきたいと思います。米中台日、その流れはですね、日本の岸田内閣はだらしないんですけれども、基本的にいい方向に行ってるなということです。
7、2分化する世界
7番目。これは繰り返しになりますけれども、新冷戦で世界が二分化されるということがますますはっきりしてきたわけですね。日米欧対向こう側は中露にイランとか北朝鮮とかを加えたような仲間になっていくんでしょう。トルコやインドはどう動くのかなっていう辺がちょっとわかりません。この分断をむしろ促進するというのは、アメリカで通った半導体法案ということになると思います。
8、被爆国日本が果たすべき役割とは?
8番目は、NPT会議が8月26日に最終文書を採択せずに終わりましたけれども、これは世界の大勢に関係ないというお話をいたします。
今日は以上8つぐらいのテーマについてお話をいたします。・・・
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