「グローバリズムの悪」経済グロバーリズムの欺瞞を暴いた2つの事件
2022年4月14日収録
- グローバリズムの弱点を表す最近の事件が2つあるという。
- 1つ目はロシアのウクライナ侵攻。国家というものは自己防衛して侵略を防がなければいけないし、グローバリズムと言っているだけでは何も解決できない。
- 2つ目は我々も巻き込まれたあの事件である。
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グローバルリズム=悪だと教えてくれた2つの事件
最近の大きな歴史的変化を考えてみたら、こういうことが分かりました。結局グローバリズムは駄目だと私は言ってきたわけです。言っているグローバリズムというのは世界中みんな仲良くしましょうというグローバリズムだったら結構ですけど、そうじゃなくて結局ボーダーレスエコノミーですよね。
経済グローバリズム、そして国境の壁を低くして国家をなくして、自由市場経済だけがあればいい、そしたら世界がうまくいくのだと、これが近年の接見してきたグローバリズム思想の根幹です。
経済グローバリズムと言ってもいいし、裏返していえば反国家主義です。私は、これは駄目だという意味でアンチグローバリズムと言っている訳です。ところがグローバリズムが駄目だと理屈で言っても、皆なかなか分かってくれませんでした。しかし、最近は2つの事件、2つの国家がやっぱりグローバリズムのお花畑ではダメで頭を切り替えないといけない、現実は厳しいということを教えてくれた気がします。
やはりそれぞれの国家が防衛をして特に民主国家というものは、国民が警戒感を持って独裁的な国家と相対児していかないと駄目だということをマーケットだけがやっても国民は幸せになれないということを証明してくれたと思うのです。
2つのアクシデントと言うかインシデントと言いますか、これは身近な我々に近い方から言えばまさにプーチンロシアのウクライナ侵略ですよ。領土を拡張するための19世紀型の戦争なんてもう誰もやらないだろうと思っていたら、ロシアがやった訳ですよ。もちろん理屈はありますけれど、ウクライナの中にいるロシア系住民を救うためだったとしたら、ウクライナの国境に入ってきて相手の国の領土をもぎ取ろうというわけですよ。
それを2014年にクリミアでやって…
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