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「円安と日本経済の弱点」1ドル=160円も…円安が進行していく根本的原因


2022年9月12日収録

※機械による文字起こしをご提供中。誤字・脱字等が含まれる場合がございます。

我々の国の円安の話からさせていただきます。これは今アメリカがどんどんインフレで金利を上げている。だから金利格差でドルが強くなって、円が弱くなっているという話をしますけども、これは必ずしもそうではないんですね。為替が動くにはいろんな理由がありますけれども、私は去年の7月ぐらいから長期円安が始まったよと、50年の円高が終わったんだという話をしております。これはどういうことかと言えば、日本経済全体が要は弱体化しているということですよね。

日本が元来第2次大戦後、製造業の国として、経済を繁栄させてきた。そして、世界に売れる非常に魅力的なプロダクツ、製品を、世界にどんどん売ってきたということですよね。それが自動車であったり家電製品であった。それは日本の黄金時代70〜80年代だったわけですよね。そういう国際的に競争力のある魅力ある製品が、日本が今は作ることはできなくなってきているということ。

そして、貿易収支は既にもう赤字ですし、それにサービス貿易とお金の短期のやりとりも加えた経常収支、これもだんだんもう赤字化してくるという体制です。そうすると、やがては在外資産を海外に持っている資産を取り崩して、日本に戻して、何とか日本が食っていく、ということになってしまうんじゃないかと。…

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