• HOME
  • HOME
  • 中国
  • 「香港ペッグ制の危機」香港ドルの価値を守ってきた「ペッグ制」とは何か?

「香港ペッグ制の危機」香港ドルの価値を守ってきた「ペッグ制」とは何か?


2022年10月30日収録

※機械による文字起こしをご提供中。誤字・脱字等が含まれる場合がございます。

4番目の話題は香港ドルですね。香港ドルのペッギング制がそろそろ終わりじゃないかというふうに私は見ています。これはすぐってことではないんですけども、香港ドルというのは安定した通貨でした。これはペッグ制をとっているからですね。ペッギングというのはくっつけるってことなんですけど、何にくっついているかというと米ドルに対してくっついてるわけです。要するに、香港ドルとアメリカドルの交換比率は常に一定なわけですね。ですから、香港ドルを持っていれば、アメリカドルを持ってるのと同じだよということで、香港ドルをみんなに受け取ってもらえると、香港ドルの信用をバックアップするためにアメリカドル本位制を採用していると言ってもいいと思うんですね。

香港ドルは今、チャイナの中央銀行も発行します。チャイナの一部ですからね。しかし、スタンダードチャータード銀行と香港上海銀行というイギリス系の2つの銀行も、この通貨を発行できる。3つの銀行が通貨発行ができるという形になっているわけですね。これはもともとイギリスの植民地であったから、イギリスの金融機関がそういう特権を持っているということです。

しかし、…

続きの内容は会員限定です。登録すると続きを動画で視聴できます。

今なら1ヶ月無料でお試しできます!

会員登録する


動画を視聴する

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。