「ウクライナ戦争長期化」ロシア・ウクライナ両国の妥協点はあるのか?
2022年4月14日収録
- 三月下旬から四月上旬にかけて和平の具体的な条件を双方が出して、和平協定の交渉が前に進んでいたが、悪い方向に押し戻され和平への動きは後退している。
- ロシアによる大量虐殺のニュースが出てきて、検証もしないうちに多くのメディアが報じている状況。そうするとウクライナとしても、この状況では交渉ということにはなりにくい。
- 今、一番の激戦地がマリウポリであり、ウクライナがNATOの協力も得ながらマリウポリ奪還に動くのであれば、当面は激しい戦いが続く恐れ。
※機械による文字起こしをご提供中。誤字・脱字等が含まれる場合がございます。
ウクライナとロシアの和平を邪魔する「大量虐殺ニュース」
ウクライナ戦争なのですが、三月下旬から四月上旬にかけて和平の具体的な条件というものをウクライナ側とロシア側が出して、かなり和平協定の交渉が前に進んだ感じがしました。
ところが結論から言うと、悪い方向に押し戻されて残念ながら和平への動きというものはすっかり後退してしまったというのが四月中旬の現実です。
どんなことかと言うと、やはり一番大きかったのがブチャとかマリウポリというところで民間人の大量虐殺をロシア軍が行ったということなのです。厳密に言うと疑惑なのですが、それに近いことがあったのだろうということは推測できますが、実際どの程度ひどい虐殺であったのか、虐殺されたのが30人なのか300人なのか3000人なのかはよく分からない訳です。
これは当然のことながらウクライナ側が告発した訳ですけど、一般に公開されているテレビの画面を見てもよく分かりません、極端な話、道で倒れているのがロシア人なのかウクライナ人なのか区別もつきません。
ウクライナの兵隊ではない一般市民だとウクライナ側が言っているので、そうだろうなと思います。恐らく暴力事件、虐殺事件もあったのでしょうと私は推察します。ロシア兵は、かなり乱暴であまり優等生的に占領地で振る舞う人たちじゃありませんから相当ひどいことが起きたのだろうということですが、今のところ疑惑です。
これはウクライナ側の場所を介して国際的な調査団に調べさせているので、そのうち客観的な情報も出てくると思います。当然ロシア側は否定しています。しかし、この段階で大量虐殺というニュースが出てきまして、これが世界中駆け巡りました。日本でもヨーロッパでもアメリカでも主流派のメディアは、これはもう事実なんだということで検証もしないうちに宣伝が行われてしまいました。そうすると、当然ウクライナ側はこんなことでロシア側と交渉はできないということになってきます。
ロシア側もこれはウクライナの言っているのはフェイクなんだということで、実務的に少々進んでいた停戦から和平への交渉というものが振り出しに戻ったような感じです。
今のところ一番の激戦地が…
続きの内容は会員限定です。登録すると続きを動画で視聴できます。
今なら1ヶ月無料でお試しできます!
この記事へのコメントはありません。